2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

阿片の代わりに君の股の蒸気と瞳の雫を交ぜて吸い込む事の重要性、心臓に含んで吐き出す、捕食してはいけない、吐き出し逃がす。君の見えないマグマ噴射口の点在。イメージの口移しが次第に植民地化してゆく事の悲劇性。

稽古中に彼女のパンティの形相は表現にだけ真顔で挑む貞操帯の硬さにまで到達できるか。それとも異性の隣接の香りに弱く脆く砂糖菓子のように微笑み皺を創り愛情霧を蒸すのか。感情が、顔の表情が、女の滲みがついに下着の表情にまで遷る。下着の皺、経過す…

知能変動の症状。

彼女を読むという行為。 彼女の時の末端が更新されつづけるブログを読む時でさえ、彼女の躍動にその時に俺が突き動かされたようには思えないのは、その時間は彼女だけの時間でありこちらがまったく関与していないからだろうか。彼女からの一方的な報告と証言…

昨夜読んでいた本にしおりを挟んでいない場合には、こうして再び読みはじめる時には見覚えのない文字列が見覚えのある文字列に変わるまで読み返さなければならない。読み進められなかった文章のしっぽの切断面。

チーズをのせて焼いただけのパンを旨いと思えそれで食事を済ますのは失態なのか、正常なのか。昼食。空腹への過剰な演出。

11/17

起きてまず水を飲むよりも先に彼女のブログの更新ボタンを押すという行為の無意識のゴッドスピードと、正確さ程に今の自分を表す身体行為の特徴さはない。無意識で無臓器で無感覚な浮遊。 リロードの2秒先に彼女の新たな鼓動の情景が映らない。 その瞬間に、…

きょうも君が好きだった。

こんな好きな人に出逢う季節二度とない 光ってもっと最高のLady 笑ってもっと最後のLady明けない夜はないよ Love so Sweet

欠陥だ。 記憶も愛情も。 欠陥だ。

できない。 僕にはできない。

この勢いだと、もって今年だ。 普通でいられるのは。 普通か、普通でいられた事なんて今までだって一度もあった事ないのに。天秤が存在しない。 はじめから終わりまでずっと俺だけを選んできた。彼女が離陸する数カ月先を想像すると、今にも消え失せてしまい…

責めるな。 あのマックイーンの孫がこんなにもかわいい面なのだから 、弱々しさの憤り等。

11/12

それから。これから。 俺は君を色とりどりの色盲で今までよりもずっと弱く弱く静かに君を見つめる事ができるだろうか。 舞台挨拶の時の君の事なんかもうほとんど思い出せない。 君が幾度か僕を見つけて見つめてくれたのかもしれない君の瞳の予感の気配しか覚…

ほとんどその女が何者であるかわかりえないのに同席したというその記憶は立証型の螺旋で瞬間的に意識に潜り込んでくる。俺に3分も見渡せられたら女はこうやって俺のなかで見解のすることへの魅惑に略奪されるのだ。学生牢に花が通過した時に、いや、女学生た…

ウイスキー。 神を漉した血液飲料水。効かない。まだまだ余裕がある。俺は理性の結束だ。

心から惚れてる女を見つめる時には男は瞳孔が大きく開くと言っていたから、弟に彼女の写真と見つめ合う俺の瞳孔の仕草を見てもらったがまったくの不動だったそうだ。診断。 占い。 良性陰性。くだらない。彼女は永遠に答えてはくれないだろう。

彼女が俺を見つめてくれてなにかしらの感情を抱いたという事を知る事ができるなら、その場で生命を差し出すだろう。彼女は俺を見つめて、一瞬心を微動させた。それがこの生命の冥土の土産ならそれでかまわない。予感、気配、なんて恐ろしい末路だ。

発狂を待つ。

紙一重と良く言うが、正常でいられる可能性を紙くずを投げ捨てるように捨て去る先に宿る意識の可能性を召喚したいと願うのは滑稽だろうか。常に滑稽だった。 常に異質だった。 ヴァンパイア映画の男に共感を覚えるのは自身が常に異質だったからだ。普通では…

ワイズマンの「病院」で物を言わずに純粋な物質の恍惚さ気高さを放っていられたのは切開されはじめた脂肪表層とその奥の肉の光沢だけだった、その後、臓器は物語を吹き出すように定期的微動で躍動しだすのだから嫌になる。

人生を意識するのは惚れてる女に恋焦がれている時ではなく、友人の家でシャワーを借りている時に、他者の石鹸の泡の恩恵に包まれている幸福のなかで肉体を包むその泡が収容所の人体石鹸だと思えて急いで洗い流す瞬間の込み入った荒い意識の事だ。

ステージ上での瞳の遭遇の快楽について思考すると気が狂いそうになる。 忘れ難い出会いがその瞬間を永遠に焼き付けてる。 その「誕生」がいつだったのか定かではないが、たしかにその瞬間を憶えているという感覚だけが残り続ける壮絶な経過だ。愛情を装填し…

トーストにポテトサラダを挟んで食べようとした昼にも、空気を食うみたいに唾を飲むだけのこの夜にも、彼女の左手、薬指のネイルの色だけが他の指と違う色に発色しはじめた事を思い出す。

11/17

「好きなこと♥」と彼女自身が明言しているように、そこに書かれている事は好きなことであるべきだ。自販機のまえで迷うこと無く水を選ぶ些細な素振りのように、彼女が選ぶ幸福は実弾で更新されつづける。

互いの存在を軽視した末に爆発し合う視線だ、戦慄だ、見つけろ

恋人視界の猫撫で瞳よりも睨みつけるような俺の鋭利な視線をもろともせずに睨み返す君の瞳こそがほしい。

11/17

刻んだ威嚇を散りばめて口走った愛情が君の股に届かない。 君の瞳ばかりを贔屓して唇にふられて、胸の美しい花に降られて、ふられて降られて、

11/16

詩じゃくりたくなる夜には君の自撮りの瞳を見てすべてを鎮める。 この男は粋がる正室紛いの馬鹿なやつで、女の子の自撮りをいろんな物言いで処分したり崇拝したりするけど今夜の俺にとっては無条件に君の自撮りの瞳が恋しい。 なぜだろう、俺を見つめた瞳よ…