2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

僕らは光を追い出すべきだ、光で闇を追い出してしまえる純粋無垢な決意にかろうじて命を落としていないその夜に、君が見るサングラス越しの午後3時、闇から地球儀を救い出す、昼でもステージのうえに闇を灯そう、暗転、君の漆黒、愛フォンに黒鉛を塗ろう、闇…

夜に灯されるでけぇ地球儀に君は30分も見惚れていたんだね、それだけで、それだけで俺は、木っ端微塵にできる、まわりのなにもかもを破壊せずに、ただこの魂の中心だけに、すごいやつをうちこめる、君のかわいい姿を、黄昏と君が夜に灯ったその光景を、

たかがしれてる、肉体の底で踏んづけたらおさらばするみたいに溢れる彼女の面影はずっと俺を待ち構える、もう、差し出せるものはなにも残っちゃいない、子供の心臓が凍傷して母を呼ぶ声で、吐き出しても、俺の嘔吐物はただの消化未然の汚い汚物だった、君へ…

不敵な冷床が闇を改竄する、自白する心臓のうえで有機物が無機物を犯す、三秒前に打った言語が追いかけたのは剥奪未然の Aち Iに SとIに TかEい RすUな 変色する四角い伝達、透けてゆく闇が手にかけたのはこの部屋の瞬きするLED星座の最期色、コーヒー缶が嘔…

どう足掻いても光射し込む部屋で小説を読む俺の懐に君が潜り込んできてくれる瞬間なんてやってはこない、俺が何度輪廻しても君の唇に俺は到達できない、それが理性だった、それが唯一の契約だった、それだけが約束事だった、君を愛しても君とは一緒になれな…

おはようからおやすみまでずっと君を

とどめをさしてくれる女の子を求めているだけなのかもしれない、俺のこの精神が壊れる瞬間に射し込む君の微笑みを見たい、君に発狂する事だけを待ち焦がれてる、

俺を踏みにじる事ができることがうれしくてしょうがない、俺は君に俺を差し出す。