2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ディーン、好きな女の子が居るんだ、僕の愛しているあの子は、貴方があの映画で、あの路上に寝転がりながら求めた女の子のようなガールです、

君は女の子、女子、乙女、ああ、そうだ、君は生きている、俺の傍らを駆け抜けていった瞬間の君の瞳の残像だけが俺を、俺はその瞳だけを信じる、ああ、君の瞳の血が通う、俺の虹彩の沼は君を見つけた、君の瞳の虹彩を掴んで俺は、ここに居られる

君の睫は祭典の水泡砲、淫らな純粋を課す四肢の女地図息切れ、君の瞳の恥垢が乙女ジャンヌダルク水平線で閃光すれば、俺はメロスで駆けつけたい、君の鼓動にセンチメンタルポルシェスピードで、スピードで、世界が生まれてしまったその瞬間のスピードで君の…

甘い身体を引き裂いて君が俺を戦慄させるから、俺の色は虚勢の軋みに耐える事ができる。駅を降り立つ瞬間に香る甘い菓子の燻しの香りと群れをしでかす女子たちの無臭に、ダメだ、ダメだ、逃げる右の心臓に、いっそ、いっそ、君を、何が言える?、きょうの君…

君の意識を撫でる、君を噛む、君は粉々にならない、君を綴る、君を書けない、白紙の魂の傷に君を滴らせた、君は落ちない雫、意味もない命の香りは誰かを救うのか、そんな事のために、そうじゃない、揺さぶって空中の網目を通過する女の絶叫が君の溜息から洩…

血清の膜を化粧の油に溶かすみたいに君の乙女の不正脈が、夜中の手先の魔の刻に微笑んで口火を囁くから俺はすべての女を失える、訳がわからないって唇で嫌ってくれ、それしかない、俺は君を恐がらせることができる、それだけでいい、君が俺を見つけた瞬間に…

救い伏せる君の瞳につかまえられて俺はきょうまできちまって、会いたい、さよならしたい、毎秒会って毎秒別れがきちゃうそんな出逢いのなかでついに出会えたら最高だね、そうやってすべてをしたいんだ、出来る限りの感情も行為も君を愛するためだけに心の底…

天国行きもやめだ。 地獄行きもやめだ。 いるぞ。 君に、ここに、君の住むこの世界にいるぞ。

なにもかもを纏わずにいる君の唇の素面が、 牙器具の不貞痕で、君は気づかないだろう、君の上唇の曲線に牙の痕の波が加わってしまった、かわいい君の上唇のあの曲線に、痕がつく

君の血の踊りの話をしてるんだ。 ごめんね。 ごめんよ。 俺は犯す。君から誰よりも遠い席で、実像眼差し距離ではなく、なく、なく、俺の心臓チケはこうだ、君への心臓チケはこうだ、永遠距離列戦慄番、そこから俺は君を見つめてしまう、見つめてるんだ><。…

11/29

泡、赤い靴、牙。吸われるべき血を肉体に循環させていない君はついに最後まで血を吸われることはなかった。 舞台の牙が君の血を欲しがってさえいなかった。血の不在の劇に君は血を抱えて君臨できたとでも思ってるのか。 かわいい唇の痙攣だけが君の唇に血の…