先に言っておくよ、君が過去の夜にどんな男とどんな事してたかなんて事ぜんぜん俺は気にしねえよ、君はクリスタルケイビヨンセみたいって言ったね、ならさ、ボーイフレンドって曲も大好きでしょ!、君が上京してさ、あの街で娘。として過ごしてきたなかで、俺にはわからねぇいろんな事あったはずだよ、あの曲みたいな事が君にあるはずだって思うよ、僕がどんなに足掻いても君のはじめての男なんかになれないのはもう知ってる、俺だって君じゃない女を愛してた、君に出逢うまえ、君に恋をするまえ、そうだよ、どんなに足掻いても呪っても過ぎた夜を追い越すことなんてできやしない、俺はきょうの君に用があるんだ、過ぎ去った眩しい夜共のなかで君が誰かに浚われていたって事もあるだろうよ、だけどまさか!、俺が君のそのすべての夜を!、君のすべてのときめきを!、審判したいだなんて!俺はそんな男なんかじゃない!、くだらないよ、俺が知りたいのは俺と見つめ合う君だけだ、過去なんてどうでもいい、俺は、きょうの君に、これからの君を、俺たちまだ出会えてさえいないのかな!、なら、明日はなんて美しいのかなって思うよ、君と出会えたとき、過去が消滅したのを覚えてる、縋ってそれしか生き甲斐がなかった美しく眩しくて青い蒼い美しく傷ついた思い出すべてが君の明日に掻き消されてゆくのがわかった、そうだよ、俺は君の明日になりたい、俺たちの明日、ああ!、君の明日!、君が輝く明日!、君はさ、いつか、ブラックライト大好きって言ったよね、おれはそれを汚いなんて思えないんだよ、俺はそんな君を見たいんだ、ブラックビッチライトの光の海に溺れて花の肌で浮上する君のイカれたピュアダンスを見てみたい、俺は君の純粋を愛でたいんじゃない!、俺は君の欲望が見てみたいんだ!、その欲望のなかに俺を誘ってくれ、