君のかわいさと美しさの名誉を命がけで護りたい、たとえそのために俺の事を君に化け物だと思われたとしても、賛美の銃創で焦げた指で君に触れてもいいの?、そんなはずない、そんなはず、それでも僕はこの世界に君を知らしめたい、そのはずなのに、そのはずなのに、俺は星空にしか君の美しさをかわいさを密告しないでいる、おれは君の輝きのまえにまだ人間でいようとしちまってる、俺に命令してくれ、おれに、おれに、「あなたは私を賛美するためだけに産まれた化け物なのよ」やさしい残酷な最期の指令を、おれに、おれは、おれは見た、見た、君の肌から蒸発する蒸気が目映くベールを咲かして君を隠し、君はあの瞬間の美を占拠した、君の美が浸透してゆくあの瞬間、