恋をしていた時の苦しさよりも恋ができない苦しさの方が苦しいのかもわからない程におれのなかに苦しさが見当たらない、感情にさえ見放されてる、凄惨な正常、とばっちりを受けるのはいつも心臓にまつわるおとぎ話だ、音程が泣かす西洋的捕獲のラインだ、おれのボッキーナがおれの支配を無視してきょうも威勢良くアッキーナを見つけた、コンビニ篭城5分、アッキーナ深田恭子をいったりきたり勃起姿勢、またこれか、日雇いのきつい眼光おまえまでおれを敵視するのかくそやろう、勃起篭城共犯者、おまえの日雇いもアッキーナ勃起なくせに苛立つぜ、缶コーヒーのなかの錆びた液体の黒さになにも白黒させないつもりで掴むBOSS無糖がすべてを無効にしてくれる、ナンパ学校生徒登校拒否落第、立ち往生でどこを見ているのかもわからない喫煙者の視線の向こうにはしけもくのなかに積もる幸福への物語の死産灰がずっと不発にもくってる、おれも乾いてく、唾液の渦に不発する言語の蘇生、結局、アッキーナのグラビアに全部ぶっ飛んだんだ、アッキーナの股がおれを黙らせた、おれがおれでしかないことをわからせた、アッキーナがあなたなんてただのボッキーナねって言い捨てた、ああ、こんな時、こんな瞬間にいつも殺したくなるのは誰でもないなんでもないおれ自身だ、自分自身を殺してしまいたいとき思い出すのはかわいい女の子たちが逃げてゆく後ろ姿だ、かろやかに美しく、なにをしていたって、どこにいたって、誰といたって、君たちはかわいいなって思う、君たちはかわいいな、君たちと握手できるなんてきっとギターにはじめて触れたみたいに最高にうれしいんだろうな、きょうも彼女たちを忘れるために他の女の写真で3回イってやっと眠りにつけそうだ、君たちのかわいい名前を一文字ずつ忘れてゆくんだ、歯の隙間にパンを挟むことしかできなくなって、あんなに愛した君の名前さえ、