自分は女の光源に住み着く事でしか生きられない寄生であるから、数年に一度、住み着く女の首都をかえるのだ。

「もしも」なんて前置き、もっとも軽蔑する不正行為だ。
もしも、俺が永遠に君の首都に留まる事ができるなら。

聖地という言葉がこの世には存在する。

君の夜行性の乙女の発光はどんなに輝いてるだろう。
夜だ。
二時だ。

もう何年も君を見ていないように思える。
彼女が姉妹のように想い合う女性のブログに彼女の姿が在った。
前髪を切ったように思えた。
舞台がはじまってからはずっと外さなければいけなかった左手首のおまじないのブレスレットをしていた。
俺にはそれがファッションなのかなんなのかわかりえない格好をしていた。

俺は咳き込む、咳払いだ、君を追い出す、君が深い、君の他アt住まいは深いんだ、深すぎる、

君はきょうもかわいかった。
その事実だけが俺には理解できた。

そしてそんな君を君はたぶん隠したがってる。