拒絶の指先に劣勢痙攣で摩る殺気だけがずっと君に純粋を捧げてればいい
一瞬で不滅に交わる腐植の喘息書簡が尊厳を投げ売る
街角に点滅する横暴な日差しの最終関節にそれを食い込ませ人肌の涙に噎せ返れ
夜通し君に瞬いたおれの風を囮に見せびらかした旗の口上詩を詰め込んで
窒息した微笑み
希望の素子
ふらつく足に蹴り上げた
吐血する愛の泡ぶくがチロチロと喚いても