革靴の隙間の気味悪さもおまえをからかうんだ、泥が言うには、言語粉砕に塗れておまえは、あの若い農婦の汗でインクの瘡蓋を剥がしたいのだ、ぬるま湯で瘡蓋を濯いで塗りたくり!、中心を切り抜いて地上に垂らせば!、この地を切り抜いて、飛び込めると思い込んでいるのだ、農夫たちの丘の監視小屋の桑がおまえに刺さるまえにと、おまえはじりじりと勇んでる、この霧で祝うおまえはもう一度生まれるように強く軋みその足で踏みにじるんだ、吐息が切り裂き潜ったその空洞になにかを渡せば、水浴びの女たちの身体の熱が焦がした水蒸気が色の末期で輝くのが見えた、存在する事だけが証明しつづけるのはすべての失敗だ、おまえを殴打するのは青く澄んだ空たちの末裔だ、自然どもはただおまえを生かし無関心の傍観で無限の牢獄のなかにおまえを閉じ込める、履き違えた自由という不動の息がおまえのなかで増殖しおまえを埋める、時が散りばめる空虚に燻し出されるのは、いつでもおまえの意味のないその息だ、ポリエステルの塔でシラミが踊り、痘痕と肥溜めがおまえにきせる、香りだけを着た乙女たちの寝相、純粋な清らかさだけが純粋な汚れを見つけてしまうように、成体の子供たちがおまえをつかまえるだろう、コンクリートのうえの白線の吊り橋のうえで、