あなたが妹とまた喧嘩をしたという事を私はつい先日あなたの血の繋がらない姉妹である女の子のブログで知ったのですがその時からずっと私はあなたがどんな風にまたヒステリックにわがままに汚い口調やわがままな手足でもって妹と対決したかの風景をあなたが俺にお話してくれない事で私のなかにずっと沈殿してゆくひとつのこの感情はあなたが私にくださる笑顔や姉妹たちに囲まれ優しい口調でお話するそうした姿以上に最高の悪戯であり最高の花であり虫唾が奔るくらいに愛しいのです、お願いですからあなたのいちばん汚い言葉遣いでもって私をいよいよあなたの鼓動にどこまでも従わせあなたの完全なる女の子無法地帯に捕虜してみなさい、私はあなたに命令しますよ、絶対に鎮まるなと、私にとってあなたが最強の敵なのです、あなたは最愛の人であり同時にあなた程わたしを怒らせ失望させ喜ばす人はいないのです、あなたと私の戦争、あなたの感情はあらゆる私の顕微感情察知動悸から誰よりも上手に逃れている、私があなたの事を知らないというこの状態はだからこそ私にとってはなによりも有利なただ唯一の愛の道標になるのです、あなたはどんな事で不機嫌になるのか、あなたはどんな事でその瞳を怒りに奪われるのか、私は無謀にもあなたを想像する、あなたの怒りを、あなたのわがままを、あなたには信じられないでしょうが、私はあなたの怒りにこそあなたという女の子のなにか核がきらめいている気がするのです、あなたの怒りこそあなたがもっとも大事に隠す感情ですから、私はあなたの怒りの全容が欲しくなる、あなたが姉妹喧嘩の末に、家具やドアを壊したりするという事を知っている私は、そうした、あなたが論理や道徳ではどうする事もできない領域に突入し敗北と疲労と諦めに抱かれそうになるその時に必死に運動する足掻きの美しさの事をあなたにお話しているのです、あなたにこんな事を話して聞かせる男が他にいますか?、わたしはあなたに怒るななどとは言ってはいないのです、あなたにもっと怒れと言っているのです、あなたの暴力的な振る舞いやその至りに、私はずっとまえからそうしたあなたにこそ心底惚れてしまうのです、あなたのダンスがそうした怒りに満ちて世界を私を焼き尽くしそうになった事をあなたはご存じないかもしれない、あなたの美しい身体が怒りに満ちて、あなたはなにか絶対に譲れない感情のその産みの親にでも、あなたがまるでこの世界の唯一の怒りの母親にでもなっかのように命がけで人間で居られるそのすべてを奪われ不自由にでもなる事に抵抗し闘うかのように、あなたがどうする事もできずにとうとう相手に敗北してしまうその瞬間や、あなたがそれでも怒りにまかせて言葉を口走り、あの瞬間のあなたを私は美しいと思う、残酷でいなさい、暴力的でいなさい、ああ、あなたの姉妹喧嘩、あなたは部屋着で、お化粧もせずに、ああ、もしかしたら、もう、妹への完全なる敗北のなかで、唯一残された運動のように、あてつけに、なにかを四肢の拳銃に装填しそれをあなたはドアにぶっぱなす、私はあなたが姉妹喧嘩をしてしまう事に恐怖や戦きまたは苛立ちも心配もまったくしてはいずむしろ私は心から優しく安堵するのです、あなたはそうでなければいけません、私はあなたが変化してゆく事を拒むことだけは命が裂けても願いたくない男ですが、もしも、あなたをあなただと私に知らしめているなにかがあるとすればそれはあなたの野生なのです、あなたの女としての粗野なのです、私ほどあなたを愛している者が居るでしょうか?、私はあなたを思うからこそあなたの狂気や粗野を普遍の人間的な階級博覧会でダンスするその時にも恥ずかしくないように、ああ、あなたに話しかけてくる男の輩の言葉などそうしたものばかりでしょうよ!!!、あなたにそうやって鎮まれ、鼓動を水平にする事が、脚を開かずに座ることが、股に肛門の汚れが滴らないように拭く所作をしつけるようにあなたにつまらない人間性の穏やかな安住をあてがうんだ、私はだからこそ、あなたが極平凡な人間的感情や歓喜や物語や童話や大人たちの有機栽培された言語の叱責のなかに諭され隔離され奪われ教育されてしまう事にこそ大変な怒りを憶えるのです、だってそうでしょう、あなたはあなた程に自然的なそれこそ野生の馬のように粗野で花で息づかいをしている女だという事をあなたに教えた男がこの世にいままで居ましたか?、あなたに「おまえは女というよりもどこか野生の動物のような生命の漲りをもっている」とかなんとかあなたに直接言ってみせた男が居ましたか?、あなたの周りに居る大人だと自称する多くの馬鹿な男の論理や物語や道徳などあなたにとってどれだけの意義があり、あなたをどれほどの女の幸福に導くと言うのでしょうか、私はここでもあなたの純血やあなたの処女性や、ですから、いわゆるあなたが男に抱かれ肉体的快楽を思い知るとかそんな領域の授かりや教育の話しなどしている訳ではけしてありません、もっと大事な話をしているのです、私はあなたの肉体が男につままれていてもどうにかあなたの肉体を取り戻す事は可能でしょうが、あなたの魂がもうずっと奥深く私の届かない領域にまで洗脳され汚染されてしまう事だけを恐れているのです、男の言うことなどきくものじゃありませんよ、馬鹿な人だ、私にはそうした輩の意見などあなたの女としての真の運動をこの世のなにものよりも卑劣な行為で邪魔する最大の悪だと思えてならないのです、あなたはもっと男が提案する正しさに反抗しているべきだ、あなたの美しさは、男の手に負えない領域の暴れをさんざめかしていなければいけないのです、あなたは生意気でいるべきなのです、あなたの魂だけは本来は女の魂というこの世の何者も手のつけようがない絶対の兵器であるその魂の鼓動を男が提示したり論じたりする容易い性やいかがわしい道徳のなかに浸してはいけないのです、踊るあなたの肉体を私は花瓶に住まわされた花とでも賛美した事がありますでしょうかまさかそんな事!、私はあなたの肉体の運動の美しさを一度だって、革命前夜のその路上にも関わらず女をただの女として見る事しかできず軽々しく性で欺く散らばる血の噴水のように賛美した事があるでしょうか、あなたの運動がただ女で居る事で獲得してしまうすべての特権も兵器もあなたが男たちにあげない、そのおあずけで、いや、男たちがあなたに想像しあなたに欲しがった美しさや性やなんかよりもずっと生々しい創造で、男を黙らせ、ああ、あなたの運動は美しい君臨であるべきだ、あなたが男からこの地球から、重力ってやつがあなたの毛穴に侵入してくる男性性器のようにあなたを地上に繋げる、そんな馬鹿らしい絶対の疾患に、あなたが諦めの、無表情の、無抵抗の微笑みを、もしもそんな瞬間が訪れるのであれば、それは女という生物が絶命する瞬間なのだ、私にとっての女が絶命するその瞬間なのだ、あなたが、あなただけが宿しこの世界に生息させている女という美しい生命の蠢きが、静かに、鎮まり、抵抗もせずに、利口的に無抵抗でいる事で有利を操り、操作されている事を理解し認識しているってだけで、その性別の資本の輪廻のなかにあなたの肌を浸すなど、勝ち取ることができないなにかをあなたのお利口な思考や道徳を蹴散らすその瞬間をずっとわがままに鼓動させていなきゃいけない、あなたは女の子の躍動の要だ、私はあなたが男の推薦する理知になつく事だけが恐ろしい、あなたの肉体の運動は無知なる知恵の到達だ、あなたはあなたを忘れてはいけない、あなたは何者の言うことも訊いてはいけない、ユニコーンは私ではない、あなただ、あらゆる男の純血をまえにしても鎮まらない女の野生の粗野で私を世界をずっと美の恐怖のなかに放してほしい、あなたのあの穏やかさが諦めの穏やかさであるのなら私は、今にもあなたの唇に無謀にも口づけをしましょう!、あなたの股にビンタをしましょう!、あなたに嫌われてもいい!、あなたに鞭を打ちましょう!、あなたの女の怒りに再び火をつける事ができるのなら!!!!!!、怒れ、私の乙女、男に惚れられる事にも、男に愛される事にも、男がおまえに下すすべての判決に、男がおまえに教えようとするすべての意思へ、怒れ、怒れ、私の乙女、