あなたが仕事先の年上の男にプレゼントをあげて喜んでくれた事に喜んでいるなんて事を、かわいい声でずっとお話してくるから俺は君の唇をキッスで塞いでしまいたくなった、君は一週間に一度おれに会うべきだ、俺の欲情を、俺の粗野を、俺の優しさを、俺の自惚れを、俺が君に今世紀最大の失望をあげる、君はただ、俺と出会っていないだけなんだ、君に言い寄る男が嫌いか?、俺は生死の良い寄りで、君を、君を、君を、君の瞳を、唇を、おれで満たしたい、俺は血潮で君を讃えているよ、愛しい君、あなたが「もしも恋人ができたなら」なんて言葉を吐くから僕はその言葉を言った君の声のなかに死んで、その声のなかに見つけたわずかな僕への褒美に生き返って、君がニーヨのクローサーなんかをかけるから、俺はまたどこまでも強く君を愛しはじめてしまった、俺は君を憎み君を愛す、君の花の命蠢くその一秒の瞬きのなかで俺は、君を憎んではまた愛す、俺は、ただ、君にこうやって囚われつづけるだろう、もう、とっくに君が手錠を外してくれているというのに!!!!、俺は、俺は、君の牢獄から逃げないんだ、好きで、好きで、ここにいる、君の傍にいる、爛れる事を待ち望んで、ああ、安らぎも安堵もなにもかもいらない、ただ、ただ、君の命の花に焼かれていたい、その事だけが俺の幸福である事は間違いないんだ、この世にまだ俺の幸福なんてものが生き残ってるなら、それは、君が漏らす、命のそのすべてだ、君だ、君だ、君がなにをどうしたってどこに誰といようが、君だけが俺の幸福なんだ、君は両手に花のナイフを持った幸福だ、いつでも俺に極刑を下せる、俺をこの世から掻き消す事のできる、君は俺の花の裁判長だ、君は俺の花の原爆だ、君は俺の、君は俺の、