センスが無い女の子だと罵る事が一日に12度はある。
多くの人間の放つ言語も感情も余りにもつまらないから世界に酷く絶望する。

つまらない女だと罵る自分こそが世界でもっともつまらない存在なのか、朝日を眼球で捕まえて心臓の脇の心って空線で解剖してみせて光の死骸の生暖かい脊髄をチュンチュンかわいくほざくすずめちゃんに、ほれ、お食べよ光の脊髄だ、そう咳で呟いて、餌ってみせるが、ああ、つまらない哺乳もどき、この行為だって酷くつまらないのだ、しかしだ、こうも、

30なんて年月の回帰が一種の横暴な名残つづけるこの女の光の結集点で心臓の黒点を焦がされているだけの日々であるから、俺はかつてないつまらない人類人間コンテスト第120位には入りそうな感じだろ、その心音形態模写だろ、動く四肢の不正末路。

ねぇ、愛しい女の子、あのね、朝日は優しくなんてないんだよ、
優しさと恐ろしさのコントラストなんだ、その事を一緒に見つめたいんだよ、つまり一緒に生きたいんだ、そうやって生きたいんだ、朝日って俺達が見る朝日って芸術のことだよ、俺達をなぜか魅了してつなげるあの光のことだよ、その多面性が一つの聖域の黒点を討つ、その瞬間にキスしたいんだ、その祭典のなかで、カーニバルは君が文明を足踏みで壊したあの音を忘れはしない、

君に優しく噛みつくメンズ居るのかよ、君を叱ってしまいたいよ、瞳で甘噛みだ、めっ!、めっ!、君はもっともっと凄い、素晴らしい女の子なのに!、めっ!、めっ!、

君の首に噛みつくだって?
だから駄目なんだよ、ヴァンパイア風情は。。。

君の表現器官の急所は首筋なんかじゃない、まさか、牙で肌を貫通なんてもっての他だ、君の肌から君の水を吸い上げてはいけない、血を蠢かせよ、乙女の憔悴で待ち合わびるな、乙女座礁なんかするな、君の水よ滾れ、心臓をその水で浸せ、乙女水位を死守しろ、君は美しい、そなたはキャワキャワガールだろ?、

君の首筋じゃない、君の瞳の奥を甘噛むんだ、

甘噛むんだ