昨夜の映画が観たいって更新と今朝のグラタン作ったよって更新で俺がなぜにこんなにも君の事が強く愛おしくなったのかってzっと考えてたら夕日がコーヒーのなかできらめいて夜に到達できた。

君がこの冬にずっと、あの帝劇の美しく城壁してみせる楽屋に自ら進んで幽閉してしまっている事がとても悲しかったし、悔しかった。

君が帝劇で牙を許してから君の更新するすべてがあの帝劇の城の中に留まっている景色だった、君の楽屋を訪れたいくつもの品物と人々、君は移動する事なく、君はただ其処に留まり、君のもとを世界から人々が尋ねてくる、君があの出っ歯の暖簾で護られた幽閉豪華部屋から見られる景色は、世界を失った配達の氾濫だけだ。

誰々さんが観に来てくれた、誰々さんがこれこれを持ってきてくれた、美味しかった、嬉しかった、まるで見舞いだ。
まるで病室だ。

興行は得体のしれない幽閉速度でその歓喜の温度で君を誘惑してそこに君を閉じ込めた。

だからこそ、君が街の景色のなかにある、そうだ、映画のポスターを見つけてそれを撮って、ブログに上げた事自体が、俺にはここ数ヶ月でもっとも美しい君の仕草だった、何者にもどんな興行にも関与しない君の女の子としての素顔だった、それにしたって、コリン・ファレルキーラ・ナイトレイ、言っただろ、たぶん、この世界でいちばん最初に君に、「君を見ているとキーラ。ナイトレイを思い出します。」

俺だ。

君だ。

あの有楽町から一景色でも美しく離れよう。
互いに、
そうだ。
あのイルミネーションよりも美しいのは街の壁に飾られる映画のポスターだ。
そうだよ。
どんな美しい洋菓子のおみやげよりも美味しいのは君の作った
グラタンだよ。

君はそこにあの帝国に、閉じ込められちゃいけない。

君を見失うな。