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彼女が異性と同じ場所に居る時のその佇まい。
彼女の異性との距離感。
俺はそれの瞬間を見届けるのが幸福でしょうがなかった。
彼女が護ろうとする乙女の体裁と彼女の乙女嗅覚が本能的に雄にそっと近づく瞬間。
DEEP。
ゲイであれそうでなくとも、明日はustを観たいと思えた。
そうだ、俺がきょう6度君に呟いた言葉がある。
「君の乙女の星まわりを裁こうとするすべてを俺は許さない。」
心臓に君の統治の血いがいなにを装填逆流すればいいって言うんだ。
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乙女の背丈程の円筒のなかに一本のピアノ線がぶら下がっており、その頂点にはコイル式の熱伝導装置、ピアノ線が熱で赤く発行し、円筒の内部を少しだけ焦がす、熱伝導のスイッチは嗅覚的センサー、主に死臭、花の香り、メスの香りによって。
不正触発回路、乙女の影を食う限界装置。
やがて燃え朽ちる。
女の存在を察知する度に内部から「壊される」。
外部の触発と内部の自殺。
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暇だし場所は有るのだからと常々考案しているオブジェ群を造っている。
白骨化した遠心分離機のような鎧を帯びた中心線だけが木々のっ鉄骨の四足の遮断機。
そうやって嘘をつけ。
まがいの魂なのだから。
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「メンテナンス実施中」
それの文字列を見る度にまるで戦時中に突き放されたかのように彼女との唯一の見惚れ情報線を断絶されたみたいに思えて夜を撃墜したくなる。
彼女の庭に行けない。
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やはり俺は彼女が女の子である歓喜を行使してしまう「Look」なんていうかわいい乙女起爆装置を仕掛けてくる瞬間の遊戯が大好きだ。
彼女は彼女に見惚れる者をあやふやに無色の霧のように立ち込ませてはそれを意識せずにほとんど無差別放射的に花の空爆を開始しはじめる。
彼女が彼女自身に対して一枚の写真では対応できずに、「四枚は必要だわ。。。私を魅せるためには。。」そうやって装填撮影してみせる彼女の四編の恐ろしいかわいさ美しさ。
その四つの面影の戦慄は散弾パレード的に無限へと広がって俺を捕食してくれる。
彼女が彼女を隠そうとしているのに、いや、君、君は美しい女の子なんだ、君が隠しても俺は見つける、当ててやろうか?、君は髪を少しだけ切ったね?
そうやって、彼女に告白を仕向ける事は可能だ。
だが、それは野蛮ってものだ。
けれども野蛮に彼女が参謀する日だってある。
そんな時の彼女の距離感に俺は惚れる。
境界線を超えずにこちらに少しだけ歩み寄ってしまう女の影の音。
花の吐露ではなく、彼女が一呼吸するように彼女の今を伝えられるように静かに誘えたのなら。
彼女は少しだけ髪を切った。
たぶん、いつも、その「少しだけ」が俺にとって彼女の重大な花の焦点だった。
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どうしたら出会えるだろう。
君を想うその純粋感情に。
批評感情でも恋愛感情でもなく。
俺は君を想えているのだろうか。